12/4 引退
「この中間に試験開腹を行い、病理検査のために検体を酪農大学へ送っていますが、腸管に悪性のリンパ腫ができていることが判明しました。このような状況では現役を続けることはできませんし、発見が難しいということだけでなくそれ以上に治療が非常に難しい症例で馬に負担をかけるだけになってしまうため、残念ながら安楽死の処置がとられました。まだ2歳でこれからの馬と思っていただけにこのようなご報告となってしまい大変心苦しいですし、何よりご声援いただいておりました会員の皆様には大変申し訳なく思っております」(空港担当者)
「夏の競馬を使ってからだいぶ経ったけれど、なかなか良くならないということを聞いていました。少しでもストレスのかからないように各牧場でも工夫しながら良化を図ろうとしてくれていたので、思うように変わらない状況を聞いてこちらとしても心配していたんです。ウチの厩舎にとってこの世代の牝馬はアンプリファイアが特に頑張ってもらわないといけないと期待もかけていただけに、まさかこのようなことになるとは思ってもみませんでした。ただ、病ということですし、こればかりはどうしようもありません。ショックは非常に大きいですが、安らかに眠ってほしいです」(大久保洋師)
ここまで時間をかけて様々な可能性を探ってきましたが、この中間に行った病理検査で悪性のリンパ腫を発症していることが判明し、治療が難しいことから安楽死の処置がとられました。最悪の事態となりましたことを深くお詫び申し上げます。近日中に競走馬登録を抹消することとなりますが、出資されている会員の皆様には後日改めて書面をお送りいたします。
数ある愛馬の引退を見てきましたが、安楽死という結果は初めてなので辛いです。命が繋がると言うのがどれだけ意味のあることであり、サラブレットにとって難しい事なのか改めて考えさせられました。
ここ数ヶ月の更新から嫌な予感はしてましたが、ここまでの最悪の結果は予想できません。でもアンプリファイアには痛さや苦しみから解放されてホッとしてるのかもしれませんね。
新馬戦内容から結構楽しませてくれると思っていましたし、洋吉節も楽しみにしていただけにもうね・・・牧場見学で間近で見られたのがせめてもの救いです。アンプリファイアの冥福をお祈りいたします。
それにしてもアンプリファイアもそうですが前年のレチャーダと言い愛馬が2年連続で脚元の怪我ではなく病魔で引退してしまいました。スルーレートの血統は結構長く走ってくれる馬が多い印象だったので体質は問題ないと思っていたんですけどね。残念です。