11.12.16
(ファンタストクラブ)
担当スタッフ「引き続き舎飼休養中です。水曜日に獣医に確認してもらいましたが、まだ炎症が残っているとのことでした。腫れや痛みは見せていないのですが、軽い腱鞘炎のような症状とのことで、場所的にも慎重にならないといけないので、もうしばらくは動かさずに様子を見たいと思います。治療も並行して、早期回復を図りたいと思っています」
この更新を見て、出資者の方々はどのような感想をお持ちになるのだろうか?
一口歴の浅い人なら「腱鞘炎でよかった、しかも軽いみたいだし」
という感想かなぁと思いますし、そう考えられるのはごくごく当たり前だと思います。確かに腱鞘炎という言葉自体は人間もなる症状ですし、経験上そんなに重いものではありませんから軽く感じるのは当たり前だと思います。昔の私もそうでした。ただ私は過去にサジターリオという馬に出資した経験があるものですから
腱鞘炎=アウト
と直ぐに脳内で変換してしまうのです。
「何でめておってこんなにマイナス思考なの? 馬鹿じゃない?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ただご存じない方の為にあえて書きますが、サジターリオの戦跡を見ていただきたいのですが、彼は2005年の5月の500万特別3着から次走の2007年1月までの間休養を余儀なくされました。その直接の原因が腱鞘炎です。その間は出資者として1番苦しい時期を過ごしました。
で、その厳しい休養生活が終わり、念願の復帰戦を迎える訳ですが、喜び勇んで買ってきた競馬新聞にはこう書いてあった訳ですね
サジターリオ 屈腱炎放牧
東スポでなく競馬ブックでしたからねぇ。あの時のショックは今でも忘れられない。
普段はブログで色々なことをぶちまけておりますが、基本クラブには新規出資の情報収集以外はTELしない事にしているのです(気が小さいものでw)。ですが、この時ばかりはクラブにTELしましたヨ。まぁその時のクラブの回答は
「トレセンに復帰後の細心のケアを屈腱炎と見間違えたのではないか?」
という最悪のもの(流石サウス、あっその時はもう某中尾体制か?w)。結局のところ真意は分からなかったのですが、復帰後のサジターリオは以前の面影を全く感じられないものでした。屈腱炎休養・・・強ち嘘ではなかったと思います。
Googleで「サラブレット 腱鞘炎」と調べると「感染性屈腱腱鞘炎」なんて表現も出てくるくらいですから症状としては結構厳しいものだという事です。東サラ馬でもレッドバリオスも腱鞘炎を患って、引退をしました。
まぁ結局何が言いたいかと言えば「腱鞘炎って耳障りは良いですが、結構最悪に近いっすよ」って話です。腱鞘炎の診断の後に屈腱炎となる症状も過去にはあるくらいですし。
今回の更新ではクラブは軽いと言っています。もちろん軽いことを信じてやみません。ただ最悪の心構えだけはしておこうと思います。
AITOさんスイマセンデシタ(涙)
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クラブが違うので発表通り本当に軽い症状であって欲しいですね。