心にポカリと大きな穴が 目指せ!!Grade1 一口馬主の道

2010年10月23日

心にポカリと大きな穴が

ブレイクランアウト


23日の東京競馬では中団で力む本馬をなだめることに専念しながら追走。直線に向いて抜群の手ごたえで前との差を詰めてくるも、直線で何度も立て直す不利を受ける。何とか立て直しながら伸びてくるも5着まで。入線後、歩様の乱れが生じたために下馬し、その後診断した結果、右前浅屈腱不全断裂を発症していることが判明しました。「年を重ねて成長して力をつけていたのでかなりのパワーでした。道中はかなり力んでいて何とか折り合いをつけようと集中して運びました。それでも力んでいたのですが、直線では突き抜けるほどのすごい手ごたえでした。前が詰まらなければと思うと悔しいですね。ゴール板の10メートルほど前で歩様に違和感を感じたし、首を使っていたのでこれ以上悪化させないためにも無理をさせないように、すぐに下馬しました。大事に至らなければと思っていたのですが・・・。馬の雰囲気、乗った感触、あの脚と、このメンバーのなかでも飛びぬけていい馬です。大事に行けば大きなところもと思わせるほどの素質を感じていました。競馬にアクシデントはつきものではあるのですが、このような事態になってとても残念ですし、申し訳ありません」(内田騎手)「速いところは坂路メインでしたが、それ以外ではポリトラックも併用しながらじっくり乗り込んできました。1年ぶりの出走でしたがレースへ向かうための闘争心もしっかりと作ることができましたし、体も思惑通り。いい状態で復帰戦へ送り出すことができたと思います。レースでは気持ちを全面に見せつつもいい手ごたえで直線へ向かうことができていましたが、狭くなって何度も立て直す不利を受けてしまいました。ジョッキーが異変に気づいてすぐに下馬してくれたのですが、厩舎に戻って確認したところ右前脚の腱を不全断裂していることがわかりました。近くにいた馬が内へ外へとフラフラして何度も切り返さなければいけなくなり、最後に踏ん張ったときに過度な負担がかかって損傷してしまったようです。あれがなければ突き抜けていただろうし、このような事態にならなかったかもしれません。競馬だから仕方のない部分でもあるのですが、スムーズならばと思うとかなり悔やまれます。夏場は暑さの影響で体調が整わなかったり、骨りゅうが出たりと順調さを欠きましたが、じっくり取り組ませてもらった甲斐があり、ほんとうにいい状態にまで持ってこれましたし、今後の活躍をとても楽しみにできると思っていました。これまで苦楽を共にしてきましたし、本当にブレイクに立派な競走馬になってほしいと思いながら接してきましたが、このようなことになってしまい大変申し訳ございません」(戸田師)1年間のブランクがあるとは思えないほど、いい状態で復帰戦に向かうことができました。これまで上手く行かないこともありましたし、喜び、悲しみ、悔しさ、いろいろな思いをしながらブレイクランアウトを立派な競走馬として育てようとしてくれた厩舎の努力が表れていたのではないでしょうか。それだけにこのような事態になってしまい、誠に悔やまれます。靭帯の断裂などとは異なり命に別状はないものの、残念ながら競走能力喪失との診断結果になったことから、近日中に中央競馬登録を抹消することになりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何とぞご了承賜りますようお願いいたします。なお、本馬に出資されています会員の方へは追って書面をもちましてご案内いたします。



ブレイクはこれ以上無い一口馬主としての経験を私に与えてくれました。武豊鞍上でG1を1番人気で出走する事2回。G3勝利、ダービー出走・・・私の中では唯一無二の存在がブレイクでしたので本当にショックです。

実は今日のレース直後はブレイクの能力が衰えていないのが確認できたので物凄い嬉しかったんです。古馬になっても重賞でも全然通用するぞと。今回だって不利がなければ際どかったぞと。でもどぅーさんから「ブレイク入選後下馬してます」のメールを受けてそれどころぢゃなくなりました。競馬場では確認できませんでしたので、帰りの電車の中で何度もオフィシャルやら、馬三郎やら、あの大嫌いな一口馬主掲示板やらに何度もアクセスしました。時間が経てばオフィシャルに情報がアップされるのは分かっているのに「いたたまれない」のです。正直「予後不良」という言葉も何度も脳裏をよぎりました。

結果「命があったのがせめてもの救い」とする事もできますが、私にとっては最悪の結果です。強欲一口馬主だからではありません、ブレイクという馬がこの先まだ走れるのに走れなくなったと言う事実は「最悪の結果」なんだと私は思います。絶対にオープンクラスの「顔」として競馬ファンと楽しませる存在になりえた馬だと信じていましたし、今日確認できたのですから・・・・

「今回は無事に回ってきてくれれば」一口出資をしている方でこの言葉を口にする方は多いと思います。実際私も過去にこの言葉を何度も書いています。ただこの言葉の裏側には「少しでも上位に来て欲しい」というのがあるのは紛れも無い事実。今日の結果を受けて、「無事に回ってくる」という言葉を軽々しく言ってはいけないと改めて思い知らされました。サラブレットは常に命がけで走っていると。「今回は」などというのはありえないのだと。

実は今日、思いの外仕事が早く片付いたので競馬場に行くことが出来ました。間近で競走馬としてのブレイクの最後の姿を拝めたのがせめてもの救い。ノーザンファームあたりで引退後乗馬でも何でもよいから余生を過ごせると良いのですが・・・

ただ、やはり本当にショックです。一口への情熱が失われつつある・・・
posted by めてお at 19:16| Comment(15) | ブレイクランアウト(殿堂馬) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
このエントリーで初めて怪我の事を知りました。TVでレースの時しか見てなかったので「やっぱり能力あるなあ」と思ってたのですが・・・。

正直掛ける言葉は見つかりませんが、ブレイク自身の今までの頑張りに対する賞賛とこれからこの馬が何とか無事に余生を過ごせる事を一出資者仲間として願おうと思います。
Posted by firstroad at 2010年10月23日 22:13
初重賞をもたらし、ダービー出走まで叶えてくれた馬ですから、一言では表せないものがあるでしょう。
でも、ブログタイトルの通り、まだG1を獲るまでは一口は辞めないことをみんな願ってまっせ。
Posted by ボーノ at 2010年10月23日 23:20
レース改めて観ました。1年ぶりの競馬でこんな凄いレースが出来る馬を失ってしまうのは本当に惜しいです・・・
Posted by どぅー at 2010年10月24日 11:01
まずはブレイクランアウトにお疲れ様でしたと
言いたいです。
あの不利が有って、この着順。不利が無ければ
2着は有ったと思ってレースを見ていました。
そして今秋はまず次走で馬券を沢山買うぞって
思わせて頂いていただけに、出資者の皆様の落胆
は相当なものだと思います。
シト_2006はまだ重賞制覇の愛馬はいないだけに
めておさんの本馬に対する思いは相当なものだと
思います。何とかセインツを筆頭に本馬の無念を
晴らしてくれる愛馬が出る事を願います。
Posted by シト_2006 at 2010年10月24日 11:26
かける言葉が見つかりません・・・
ブレイクの重賞勝利のときはご一緒させていただきましたね。
あのときのめておさんの顔を見ているだけに・・・

能力があるだけに残念でたまりません。

競走馬は自分の体を削って走っているのを
あらためて認識しました。
Posted by ルドルフ2世 at 2010年10月24日 14:11
皆様暖かいコメントありがとうございます。

firstroadさん

能力が確認できてしまったので逆に辛いんですよ。
正直この1年の休養で今回は「周ってくるだけ(こうなってくれた方が結果的に良かったですが)」と思っていたところあのレースでしょ、無念以外の言葉がありません。レースに参加できずに「引退」であればここまでではないですね。

行く末については中央の重賞を勝つと、それなりの保護があると以前聞いたことがありますので大丈夫とは思うのですが、過去の名馬達の行く末を偶にニュースで見る限りあまり良いものと思えない部分もありますのでねぇ・・・そういう意味からももう1つ2つ、出来ればG1を勝たせてあげたかったです。種牡馬の道はこの成績では無理でしょうから。

ボーノへ

この馬でG1獲れなかったという事実は重いですよ。私にはブレイク以上の馬を引ける自信はありません。カタログで気になり、残口がたっぷりあったおかげで1年近く成長を見続けて出資の決断をした馬ですから、今のキャロットや東サラの応募状況を考えると無理ですわ。


どぅーさん

競馬場ではお世話になりました。
どぅーさんに教えていただかなかったら浮かれ気分で家路に着くところでした。変なエントリしてたかもしれません。ただ、本当に最後のラストランが1年ぶりにも関わらず「あのレース」だったので諦めたくても諦められないのが本音です。


シト_2006さん

こういう言葉を使うのは不謹慎かもしれませんが、

「将来を考えていた本命彼女」が急な事故で居なくなってしまった

という感覚に近いんだと思います。さっきまで元気だったのに・・・何故?という感じ。
ですからレッドセインツがこの先大活躍をしようと他の出資馬が大活躍をしようと・・・言わばどんな魅力的な女性が現れようと、結局ブレイクによる心の穴は塞がれないと思います。女々しいですかね?
でもそれぐらいの「想い」です。メテオグローリーを失った時の感覚と近いですね。メテオの時はトレセン内だったのでクラブの更新でしたが、ブレイクはパドックでも見て、レースも生で見て、馬運車を待っているブレイクをも見てしまったと事も辛さに拍車をかけています。


ルドルフ2世さん

重賞制覇の時の感覚は昨日の事のように覚えています。嬉しかったなぁ・・・あの時間を共有していただいて感謝しております。
返す返すも残念。大きな未来を昨日のレースで「確信」できたので・・・
Posted by めてお at 2010年10月24日 19:53
残念です。本当に残念です。わが厩舎の大黒柱を失いつらかったですが、一命を取り止めてくれたことは不幸中の幸いでした。
Posted by たぬ at 2010年10月24日 20:14
たぬさん

本当に残念です。お互い厩舎の大エースを失った苦しみは計り知れませんが、前向きに行きたいものです。と言いつつも、まだ私自身が前向き状態にないのですが(苦笑)

一命を取り止めてくれたのは確かに不幸中の幸い。良い所に繋養されると良いのですが・・・
Posted by めてお at 2010年10月24日 20:56
めておさん
ビックリしました!
思い入れの愛馬がレース終了後その日に引退は辛いですね(++)
でもブレイクはめておさんに出資していただいたからこそ、ここまで活躍できたのではないでしょうか・・・
重賞初制覇とダービー出走は私のような冴えない一口馬主にとっては羨ましい限りです!
この思いをブレイク以上の愛馬に巡り合えると信じてタイトル通り、1口馬主の道を突き進みましょう!
私もめておさんの後を追いかけていきますので(^^)
以上、馬主A様でした。
Posted by 馬主A様 at 2010年10月24日 22:53
ブレイクランアウトは強い馬でしたね。
いちょうSのときの伸び脚はタニノギムレットのNHKマイルの時とダブったのを記憶しています。長期明けで見せ場があり、これからというときに残念でなりません。強い馬だからこそショックも大きいでしょうから…。
なんともうまく言えませんが、またG1を目指してがんばりましょう!
Posted by かっつん at 2010年10月24日 23:46
馬主A様

私が出資したからこその大活躍なら、出資馬が皆勝ってなければいけないので、そんな事はあり得ませんよ。むしろ私が出資したからこそ「こんな所」で終わってしまったとさえ思います。

メテオグローリーの引退も忘れませんが、ブレイクがその存在を「消す」事は無くとも「小さく」してくれましたから、残された馬達にブレイクの記憶を「小さく」してくれる活躍を期待しています。が、難しいだろうなぁ?


かっつんさん

本当にこれからという時に引退なんで、残念極まりないです。
何よりこの馬と過ごす「時間」が格別のものだっただけにショックなんですよね。時間が経って落ち着いてはいますが、まだ何だかフワフワしてます。
Posted by めてお at 2010年10月25日 08:52
めておさん・・・
お気持ちお察し致します。
この仔への思いは、厩舎へ文句を言いながらも人一倍だというのは感じてました。

せっかくあれだけのレースをした復帰戦で、能力を再確認出来たそのレースで競争能力喪失とは・・・
僕にはまだ1頭も活躍馬と呼べる愛馬がいませんが、同じキャロ会員としてブレイクのような馬へ出資するのが夢でした・・・。

重賞制覇、NHKマイル1番人気、ダービー、菊花賞出走。
素晴らしいですね・・・。
めておさんがもう一度仔のような愛馬に巡り合える事を願います。
Posted by スダホーク at 2010年10月25日 22:47
スダホークさん

ありがとうございます。
ブレイクは本当に大好きな馬でした。ここ2日間の喪失感は凄いものがあります。

ただ、いつまだもクヨクヨしていたも仕方ないですから前向きに行きましょうと。重賞に挑戦する2歳も居ますし、数で稼ぐ古馬もそろそろ揃いそうですから。
ただ、こういう形でブレイクを失うのであれば弟に出資しておけば良かったなんて思ったりします。本当に駄目駄目ですねぇ・・・
Posted by めてお at 2010年10月25日 23:58
ちょっと時間が経ってから、と思い。
遅くなりました。すみません。

これから走る出資馬たちが、ちょっとずつ
めておさんの心の傷を癒していってくれることとは
思いますが、それで完全に癒されることがないというのも
フォルタレーザの経験で知っております。
(重賞馬と1000万馬を比較するのは失礼かもですが、
観戦して、馬運車という運びも共通します故)

これから出会う若駒達をブレイクと比較して
あれこれ言ったりするのも、めておさんの権利ですし、
そうした中でちょっとずつ朝日杯や共同通信杯が
良い思い出として振り返れるように願います。

めておさん程ではありませんが、私がブレイクに感じた
「大物感」もまた私の中に思い出として残っていきます。
時間経ったら、酒を交わしながらブレイクのデビュー戦から
一緒に映像見たいですね〜。
Posted by きりた at 2010年10月26日 16:41
きりたさん ありがとうございます。心に染みる。

今回のブレイクの件に直面した時にフォルタレーザときりたさんの事を思い起こしておりました。

「あぁ、理解していたつもりだったけど、全然分かってなかったなぁと」

愛馬、特にその素質に惚れ込んでいた愛馬が馬運車で運ばれる経験は味わった人間にしか分かりませんね。今頃になって、あの時のきりたさんの心の傷が漸く理解できたところが私の駄目なところです。

ブレイクは残念な事になりましたが、時間も経ち大分冷静になってきています。
私が恵まれていると思うのがセインツを始めとするデビュー済み2歳馬がオープン、重賞に挑戦と信じられない程順調ですし、ルージュを始めとする古馬陣も精一杯頑張ってくれてます。ここで凹み続ける訳にいかないですからね。

とは言うもののやっぱり無念です。この2〜3年のマイル・中距離路線は「ブレイクが無事なら・・・」と言う目で見てしまうでしょうねぇ。
Posted by めてお at 2010年10月27日 00:51
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